東京工業大学 ロボット技術研究会

東京工業大学の公認サークル「ロボット技術研究会」のブログです。 当サークルの日々の活動の様子を皆さんにお伝えしていきます。たくさんの人に気軽に読んでもらえると嬉しいです。
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マハト

「ロボット技術研究会」通称「ロ技研」は、その名前の通りロボットの制作や研究はもとより、電子工作や機械工作、プログラミングなどの幅広い分野にわたるものつくり活動を行っています。

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「工大祭展示報告致シマス」

 

 こんにちは、RPG王国のカイヤンです。 今回は工大祭でRPG王国が展示したゲームの報告をさせていただきます。
「おい10月30日の更新でなぜ一緒にやらないんだ?」
と思う方もいると思いますので、本題の前に少し説明を(本題まで読み飛ばしてもらってもかまいません)。  はRPG王国民ですが、工大祭で「RPG王国」としては出展していません。学部1年生の人たちのチームの一員としてゲームを出展していましたので、別々の紹介とさせていただきます(実際に来場された方は、RPG王国のパネルを出していたブースに彼の戦略ゲームはなかったことを思い出せるかもしれません)。  

 
 本題です。RPG王国からは私ともう一人、RPG王国代表(言うなれば国王)のマハト(@mahato_stragule)がRPGを出展しました。制作中のRPGの体験版を出展しました。どちらもそれぞれが過去にしたゲームです。
 RPGの展示向け体験版をどのように作るかは考えなければなりません。体験版だからストーリーのどこか、フェイタルなネタバレにならないかつ遊んでいて楽しい場面でなくてはなりません。また、展示をする以上、見せる意味のあるかたちでなくてもなりません。
 マハトのRPGは自作戦闘すなわちRPGツクールにデフォルトである戦闘システムではなく自分で作った戦闘システムが実装されています。そしてこの戦闘が見せるべき魅せどころです。なのでマハトは戦闘に特化し、ボスラッシュ――ボスとの連戦――のみを展示しました。以下に示す画像はそのボス戦の場面です。
unnamed
 後述するようにストーリーを展示するのは難しいので、魅せたいところに特化した戦闘のみのRPGを展示していました。私も学祭終了後に遊ばさせてもらいましたが、体験版として適切な規模で、かつ遊んでいてとても楽しいと感じました。
 一方私カイヤンは、技術的にも画力的にも魅せるところがあまりありません。少なくとも同じブースで隣にいたマハトや、CG^2やCG^3(当時)などの他のゲーム製作者の展示者に対してアドバンテージを取れるところは。ストーリーは鋭意推敲中ですが、体験版においてストーリーを魅せるのは難しいことです。体験版、特に今回のように展示する形式のそれでは、重厚な世界観がゲーム内で説明される時間をとってプレイしていただくことも、その理解を求めることも難しいです。もしかしたら不可能ではないのかもしれませんが、少なくとも私にはできませんでした。
 そこで私は魅せる意図の展示ではなく、楽しんで遊んでいっていただくという方向性で展示しました。詳しくは第4回rogyゼミの記事の私のスライド「ぼくのつくったこうだいさいてんじぶつ」の前半で紹介していますが、仲間も技もそろっているラストダンジョンの中ほどの一部分を攻略していただくという形で展示しました。以下はその画像です。
ろぎゼミ4
 上述のスライドの説明にもありますが、赤が戦闘重視、青が謎解き重視、緑が迷路重視のステージとなっています。

 

 と、いうような形で工大祭で展示を行いました。当日は多くの方がプレイしていってくださいました。ありがとうござしました! 2月22日にはGAME^3というイベントもありますが、これに向けて頑張って進捗していきたいと思います。

 

 最後になりますが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

制作中のRPG、「BLADE FANTASY」の紹介

 こんにちは、RPG王国のマハト(@mahato_stragule)です。

 今回はRPG王国の第一回目の活動報告ということで、僕が現在RPGツクール2000で制作中の長編RPG「BLADE FANTASY」(タイトルは変更する可能性大)の簡単な紹介をしようと思います。

 まずはタイトル画面です。

タイトル


 ……はい、完全にファイナルファンタジーのパクリです。誰か僕に絵の才能を分けてください(泣)。まあもちろんこのままにしておくわけにはいかないので、ゲーム本体が完成したらタイトル画面も作っていこうと思います。


 さて、次にゲームの内容についてですが、大体「ドラゴンクエスト」のようなRPGを想像してもらえば間違いありません。主人公がフィールドを冒険して魔物と戦うというオーソドックスなファンタジーRPGです。ただ、それだけでは新規性の欠片も無いゲームになってしまうので、一点だけ大きな特徴を作りました。それは、主人公が全員「剣士」であるということです。

 このRPGは去年の12月くらいから作り始めたんですが、実は自作の小説が元になっています。当時僕は趣味で「剣士が魔法に挑む」というストーリーのファンタジー小説を書いていたのですが、どうも長文を書く知識も才能も無かったようで、なかなか文章にできませんでした。ということで、
 
文章が書けない→じゃあRPGにしよう!

という感じでRPG作りがスタートしました。そしてどうせならできるだけ小説の設定も活かそうということで、「主人公全員剣士にしちゃおう!」となったわけです。これなら新規性もありますしね。


 ただこの試みは、新規性が出る反面、大きな問題が出てきます。最も大きな問題点は「戦闘が単調になる」という点です。主人公は剣士、つまり魔法が使えないので、戦闘は基本的に殴り合いになります。つまり攻撃して攻撃されて攻撃して……という単調な流れになってしまうんですね。主人公も全員攻撃型になってしまい、個性が出にくいです。これではさすがにクソゲー確定です(苦笑)。

 ということで現在色々と調整中です。とりあえず単調になってしまうことの解決策として今思いついているのは、

1.主人公全員が自身を少量回復できるようにする。
2.覚えているだけで自動で効果が発動するスキル(いわゆるパッシブスキル)を増やす。
3.主人公のステータスをプレーヤーがある程度自由に上げられるようにする。
4.コンセプトには反するが、主人公一人が回復魔法を使えるようにする(ただし消費MPを多くしてあまり多く使えないようにし、また全体回復を覚えないようにする予定)。

の4つです。もうちょっとでこれらの調整が終わると思う(希望的観測)ので、次僕が記事を書くときはそれらも含めた戦闘システムについて詳しく書いていこうと思っています。


 何か紹介とか言いながらよくわからない記事になってしまった気もしますが、今回は以上です。できれば今年度中には完成させたいと思ってるので、これからも地道に頑張っていきます! ちなみにこのRPGは完成したら無料で公開する予定なので、みなさん楽しみにしていてください!

新研究室"RPG王国"の紹介

 初めまして、こんにちは。マハト(@mahato_stragule)とカイヤン(@chijan_titech)です。
 今回、僕たち2人で新しい研究室"RPG王国"を作ったので、その紹介をします。


研究室名:RPG王国
メンバー:マハト、カイヤン
活動内容:
・RPGの製作
・RPGの研究(ストーリー構成、戦闘システムなど"RPGらしいもの")


 この研究室を作ろうと思った最大の理由は、僕たちがRPGを作りたかったからです。
 ところで、ロ技研には他に2つのゲーム製作研究室、"CG^2"と"CG^3"があります。何故さらにゲーム製作系の研究室を作ったのか疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、この研究室を作ったのには「作りたいから」以外にもちゃんとした理由があります。それは主に次の2つです。


1.ジャンルを絞った研究室を作りたかった
 "CG^2"、"CG^3"ともに「ゲームを作る」という大まかなくくりの研究室なので、もっと範囲を狭めた研究室があってもいいんじゃないか、というのが作った理由の一つです。ジャンルが決まっていれば、研究室内でのアドバイスやデバックがしやすくなります。アドバイスに関しては、同じジャンルのゲームを作っている人の方が的確な助言ができるでしょうし、デバックに関しては、ジャンルが同じだとどこにバグが発生しやすいかがある程度わかっているので、バグを発見しやすくなります。
 もちろんジャンルが決められた研究室に入ったからといって、それしか作れないということはありません。他のゲームを作りたいなら研究室関係なく個人で作っても全然かまいませんし、兼研究室という手もあります。
 例えば「RPGも作りたいが、パズルゲームにも興味がある」という人がいたら、"RPGらしいもの"については"RPG王国"でアドバイスをもらったりデバックを依頼したりすればいいですし、パズルゲームの方は他のパズルゲームに詳しい人にアドバイスやデバックを頼めます。
 
2.RPGはプログラミング外の要素が強い
 RPGでは、プログラミングの他にもストーリー構成が非常に大きなウェイトを占めています。そのため、RPGを作る時にはいいストーリーを考えることが重要な課題の一つです。一人でストーリーを考えていると、いい案がおもいつかずに違和感のあるストーリーになってしまいますし、知らないうちにプレイヤーが置いてけぼりになるようなストーリー展開になってしまうこともあります。例えば、自分が考えた展開のために違和感のある世界観や行動原理があると、それはいわゆる"お約束"ではなく"ご都合主義"となっていまい、面白みが減ってしまいます。
 RPGが好きな人がRPG専門の研究室として集まっていれば、その人達でストーリーについて相談し合えるので、ゲームの完成度も上がりますし、ゲーム製作の進捗も良くなります。実際に僕たち2人もそれぞれRPGを作っていますが、たまにストーリーに息づまると相談してアイディアを出し合っています。


 以上の理由から、RPG専門の研究室があってもいいんじゃないかと思い、僕たちは新たに研究室"RPG王国"を作りました。現在は、2人で時々相談しながらそれぞれが長編のRPGを作っているだけですが、今後、ダメージ計算についての考察などのRPG自体の研究や、研究室として1つのRPGを作るなどを考えています。


 みなさんよろしくお願いします!
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