こんにちは、きたろーです。

MakerFaireや学園祭などの展示イベントでは見学者の方には好き勝手に作品を見てほしい
と思うのですが,そこは人と人のやりとり,コミュニケーションのコツがあります。
独断と偏見で展示者の思考と,会話のコツを説明します。

1. 展示者が説明してくれない!
場の雰囲気にもよるのですが,見学者が作品を見ていても展示者が
話しかけないことがあります。このときの展示者の思考は
  • 「話しかけるのは恥ずかしい」
  • 「お客さんは説明に捕まるのが嫌かもしれない」
  • 「実はとなりの作品を見ているのかも知れない」
上記3つのどれかです。
※「めんどくさい」という思考をする輩はそもそも展示会に参加しないはずです。

なので確実に説明を受けたいときには展示者の正面まで行って
「これ面白いですね。説明をお願いします」とか
「これ何ですか。説明をお願いします」とか
言うと快く話をしてくれます。後者の聞き方をすると素人向けの説明をしてくれます。
シャイな生物なので目を見て話さないかもしれませんが許してやってください。

2. なんだか説明が妙に短い!
せっかく話しかけたのになんだか説明が妙に短くて物足りない。このとき展示者は
 
「お客さんの時間を自分の説明で長く奪ってはいけない」

と考えています。展示は他にもたくさんありますから。
そういうときは質問をいくつかぶつけてみましょう。
質問が思いつかないときはとりあえず以下のような汎用質問をぶつけましょう。
「これ製作期間どのくらいなんですか」
「これ何人ぐらいで作られたんですか」
「これをなぜ作ろうと思ったんですか」
「これ製作費用どのくらいなんですか」(販売してるものに対してはマズイ)
人,時間,金,動機ですね。
あと単純に「凄いですね」ってコメントもとても良いです。
こうした質問を複数ぶつけると展示者は
「あ,この人は暇なんだな」
「あ,この人は自分に時間を使ってくれるんだな」
と判断して適当に会話してくれます。
シャイな生物なので会話が苦手かもしれませんが許してやってください。

3. 説明が長い!話を終わらせたい!
説明をしてくれたと思ったら妙に熱く語り出して説明が長い!
これはとても厄介です。
こういうときは後ろを伺いながら
「あ,どうぞ次の方にも説明してあげてください。ありがとうございました」
と言って後ろ付近にいた人に場所を譲って逃げましょう。
浪漫に生きている生物なので語り出したら止まらないのです。許してやってください。
「どうもありがとうございました!」は話を終わらせるキーワードです。

4.質問の仕方
技術系っぽい質問がくると,展示者は相手の言葉遣いと雰囲気で
どの程度の難易度まで付いてこられるか判断しながら説明します。
これがとても難しいです。
なので技術っぽい質問の前には
「文系なんですけど」とか
「理系の大学生なんですけど」とか
「まだ高校生なんですけど」
「ただの素人なんですけど」とか
付けるとレベルにあったわかりやすい説明になると思います。
あと説明が理解できているときには「ふむふむ」って感じで頷いて頂けると
とても説明しやすいです(重要)。

以上,参考になりましたら嬉しいです。
「もっとこうすると良いよ!」とか
「その方法は良くないよ!」って方はコメントお願いします。