この記事はrogy Advent Calendar 2015の10日目の記事です。

自己紹介

 └(՞ةڼ◔)」<やっほォ~!したろうだよォ~!
 幸福の物理ブログでもAdvent Carender 2015をやっています。

MATLABでFM音源

 ロ技研内(の一部)で流行りつつあるのがFM音源です。
FM音源のちょっとした解説を幸福の物理アドベントカレンダー2015で行いました。ご参照ください。

したろうがこのFM音源に興味を持ったきっかけは、去年の自分の誕生日にFM音源ICを鳴らしたことです。

 ロ技研の中にMATLABでFM音源を作っていた部員がいたので、したろうもMATLABとSimulinkでFM音源を作ってみました。


 作ってみて分かったのですが、計算にかなり時間がかかります。例えば、長さが4秒の単音を作ろうとしてブロックを縦に4個並べると、1分かかります。
これではとても音の作成なんてできません。細かなパラメータ調節の度に1分程度待たされるのですから。

 というわけで、FM音源をハードウェアで作ります!
エンベロープジェネレーターは紙の上ではできたので、当面は位相変調回路の設計に取り組むことになります。

"計算機"を作る


 非線形微分方程式を解く電子回路を工大祭で展示したら、とても好評でした(個人調べ)。

 アナログコンピュータは既にデジタルコンピュータによって駆逐されてしまいました。
一方で、作成・鑑賞の際には歴史のストリームを感じられました。ロマンってやつですね。

 「これは趣味です」という最強の免罪符を手に、ロストテクノロジーを自身の手で掘り出すことに喜びを味わうのはイケナイことなのでしょうか?

 古い計算機に魅了されたしたろうは、いま2種類の計算機を開発しようと計画しています

 1つ目は、「機械式計算機」です。ロ技研部員のからくりロボットをみて、漫ろにからくりを作りたくなってしまったのです。
計算は頭じゃない、筋肉でやるもんだ。単純明快で素晴らしいね。

 2つ目は、「非2進数計算機」です。具体的には3進数コンピュータ、あるいは汎用的なアナログ微分方程式計算機を考えています。
最近始めたオペアンプとトランジスタの勉強でアイデアが思い浮かんだのです。常識は破るもんだ。

携帯ゲーム機を作る


 ロ技研にはゲームを作る人がいるし電子工作をする人もいる。自分はその両方をやってみたい。じゃあ両方やればいいじゃないか、と考えたのがこの携帯ゲーム機作成という案です。

 具体的には、ハードウェア開発(ゲーム機)とソフトウェア開発(ゲームソフト)を分業して両方楽しもうと考えてます。

 まだ何もできていないし、携帯ゲーム機作成に関する資料がないので、本当に実現できるのか不安です。
しかし、ロ技研には強い人たちがたくさんいるので、力をもらいながら完成させたいです。

~もしもハードウェアが完成し、ソフトウェアの規格が決まったら~


 携帯ゲームソフト開発という、ロ技研には(少なくとも今は)ない新しい分野をゲーム制作勢に提示することができます。
ゲーム制作勢が普段開発しているPCゲームとは違い、資源が限られたゲーム開発という一種の縛りプレイを楽しむことができます。

 また、電子工作勢とゲーム制作勢とが協力することができます
例えば、電子回路としてカセットに加速度センサーを搭載しその値を読み込めるようにし、ゲーム内でゲーム機の傾きに従ってキャラクターが転がるギミックを作る、など。

 ・・・まあ、まずはモノを完成させなきゃね。