東京工業大学 ロボット技術研究会

東京工業大学の公認サークル「ロボット技術研究会」のブログです。 当サークルの日々の活動の様子を皆さんにお伝えしていきます。たくさんの人に気軽に読んでもらえると嬉しいです。
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「ロボット技術研究会」通称「ロ技研」は、その名前の通りロボットの制作や研究はもとより、電子工作や機械工作、プログラミングなどの幅広い分野にわたるものつくり活動を行っています。

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不気味の谷よりこんにちは

どうも「武帝」です

今回はこの前の『ロボットって何?
の続きから話していきます.
「不気味の谷」って何という質問があったのでお答えします.

不気味の谷とはおおざっぱに言うとロボットをある生物に模倣しようとどんどん頑張っていくと、あるところであら不思議その生物よりも不気味なものができ上がってしまうというものです.その谷底で頑張るとより人間的になるというモノです.

さて,前回の話では『役に立たないもの=”ロボット”』の図式が成り立ちそうでこれからロボットはどうなるんだというところで話を終えました.

ロボット君が不気味の谷にいるとどうなんだ

そうです,『ロボット=役立たない』ということが極めて重要になってきます.
「なんだよ! 乗せるだけ乗せて置いてロボット君は結局救われない運命なのかよ!」
と早とちりしてしまいがちですが

”役立たないからこそかえって役立つ”

のです.

???

もう一部(ほとんど)読者の方は何がなんだかさっぱり分からないと思います.

ですが,これは一種の逆説です.
ここで,世間の役に立つ機械について考えてみましょう.
例えば,自動車を取り上げてみましょう.

現在の自動車はご存知のように電子回路や制御のオンパレードでできています.
自動ブレーキシステム然り,温度などによってガソリンの噴射量を変えるシステムも然り,かなり高度なシステムの複合が自動車のなかには存在します.

しかし,
『自動車はロボットだ!』
と声を高らかに言っている人はそんなに多くはありません.

何故ならば自動車を『ロボット』という概念より『自動車』という概念で捉えた方が都合がいいからだと思います.
一旦役立つ『概念』が成立すると人々はそれを『ロボット』と見なさないわけです.

次に,アシモフのロボット三原則について考えます.

(wikipediaより引用)
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない.また,その危険を看過することによって,人間に危害を及ぼしてはならない.
第二条 ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない.ただし,与えられた命令が,第一条に反する場合は,この限りではない.
第三条 ロボットは,前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり,自己をまもらなければならない.
(以上引用おしまい)

この法則についても,そもそも”人間並みの図脳を持った人工知能やロボット”が”人間”に反乱を仕掛けるor嫌がらせするのを阻止するために作られたものだと考えられます.
「完全なる奴隷ではないので原則で縛る」のであり,ここでも

『ロボット=不完全な人間』

という方程式が成立します.
事実,アシモフの小説もこの”三原則”に関してロボットが問題を引き起こします.役立たずだから物語になるのです.

最後にロボットの研究開発について考えます.
研究開発は現状役に立っていないから研究開発する余地があるので,役立つものはもはや研究する価値はありません.
つまり,現状で「ロボット=役立たない」が成立しなければ研究する余地がないのです.

以上役に立たないことがかえって役立つことを説明しましたが,これは2000年以上前に荘司が言っているところの「無用の用」って言うところです.
昔からの智慧ですね.

来月は『退歩から進歩を考える』ということで,自分の制作物を例として出すつもりです.

以上武帝研究室からの更新でした.

今流行りの「マルチコプタ」の製作 10g

こんにちは,10gのところ(@tokoro10g,@tokorogy,@gelidium,@taskstacks,@cation_bot)です.

今回は,私が現在製作を進めているマルチコプタ Quadruptorについて書きます.
マルチコプターとはその名の通り,駆動に使用するプロペラが複数枚あるヘリコプター状の機体のことをいいます.
最近になって,ラジコンヘリのラインナップの一つとして,プロペラが4枚あるマルチコプタ(クアッドコプタ,クアッドロータ)などが広く市販されるようになってきました.

空物を自分の手で飛ばしてみたい!
ということで設計.
回路図

基板

いい感じですね.それでは基板を発注しましょう.
今回の基板の発注先はElecrowという海外のサービスです.
id研の井土くんが見つけてくれたので,どれぐらいまでいけるのか,というテストも含めて出してみました.

で,届いた基板がこちら

届いた基板

部品をはんだづけして,出来上がった写真がこちら
できあがり

テストとして,とりあえず目を光らせてみました.

目があああああ

あまり電流を流せないバッテリーしか所持していなかったので,バッテリーが届き次第,プロペラの推進力のテストと,実際の飛行プログラムの実装に移ろうと思います.

詳しい情報はこちらをご覧ください.
Quadruptor - マシン情報 - Tokoro's Tech-Note

乞うご期待!

【いおん研】新歓展示に向けて

こんにちは,東工大工学部機械宇宙学科3年で,ロ技研ではいおん研に所属している宝来です.
先に紹介があったように,個人が自由に好きなものを作っている研究室です.

ちょっと最初にサークルとは関係ないことを….

東工大の機械系3学科である機械宇宙学科,機械科学科,機械知能システム学科では3年次にそれぞれグループでものづくりをする授業があります.
学科によってコンセプトは異なるものの,自分たちで考え手を動かしてものを作るという如何にも機械系らしい授業となっており,ものづくりの楽しさを体験できる授業です.

自分が所属する機械宇宙学科では「大道芸ロボット」という,テーマは自由でとにかく観客を楽しませるコンピュータ制御を用いたロボットを製作します.
そしてその発表が先日行われました.自分の班では演技時間の3分間でチャーハンを調理する「チャーハンロボット」を作りました
わかりやすい写真がなかったのでCADの図ですが,ロボットの一部です.左の黒いのがフライパンです↓

main


このロボットについてはまた後日紹介する機会があればしようと思います.
自分にとってはロ技研での3年間の経験を活かせる有意義な講義だったと思います.

何故この話を先にしたかというと,このロボットは材料の下ごしらえがされた状態からチャーハンを調理するんですね.
材料を用意された状態から始まるんで,いろんな人に同じことを何回か聞かれました……


「卵,割らないの?」


そうなんですよ.チャーハンといえば卵.割らないんですよ卵.割りたいんですけど卵.

ということでサークルの方で4月の新入生歓迎展示に向けて卵を割る機械を作りたいと思っています.

……が,以前サークルでサ◯エさんの全自◯卵割り機の話をしていた時に,既にロ技研の1年生が高校生の時に作っていたことが発覚しました

ですがここで作るのを諦めるわけにもいかないので,これを超える機械を目指して作りたいと思います.
また違う割り方でコンセプトもちょっと工夫しつつ,現在少しずつですが設計を進めています.

私自身,ロ技研ではいおん研だけではなく,NHK大学ロボコン参加チームであるMaquinistaでロボットの製作をしているため,
どこまで作れるかわかりませんが,「時間がないは言い訳」ということなので,春休みの間展示に間に合うよう製作を進めていきたいと思います.

それでは
✌('ω')いいいいいいいいいぉおぉぉぉおおおん!ー!!!!

ギャラリー
  • MakerFaireTokyo2017に出展します
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  • たのしいロボット帝国 製作物紹介
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